詩による壁画の解読
ウイングメーカー・マテリアルにおける詩の位置付け
オラクルとのセッションが始まってからというもの、千の質問がマインドの中でありとあらゆる方向に飛び跳ねました。セッションの中でウイングメーカー・マテリアルについての質問を考察しながら、自分はこれまでとんでもない見落としをしてきたという感覚に襲われました。それは詩の探求に関することでした。
テキストの翻訳という観点から言えば、難易度的に簡単な順にならべると、一般的には下記の通りになるはずです。
小説類 ≧ インタビュー関係 ＞ 哲学論文 ＞ 詩
恐らく、これはどの言語でも世界共通でしょう。詩が圧倒的に難しい。次元がまったく異なります。詩はあまりにもミステリアスで、訳しても訳しても、まったく完全に納得がいくものという形にはならず、その結果、詩について積極的に解釈を行うことが心理的に困難になっていたように私は個人的に感じています。
言い換えるならば、詩と真摯に向き合ってこなかった、とも言えるわけで、これは全世界共有なのではないかという想いに駆られています。
イメージ、シンボル、言語がＤＮＡに変容を及ぼす？
ある言語から、別の言語へと翻訳されたとき、ある意味においてはまったく別の何かになってしまうものです。哲学的・芸術的な解釈が求められる詩においては、客観的な訳というものは生成され難く、どうしても訳者の主観が色濃く反映されたものとなります。これが翻訳者の腰を引かせ、詩の探求から目を逸らさせます。
訳した人の主観で変わってしまうものを読者に提供してよいものなのだろうか？ これがウイングメーカー・マテリアルを翻訳する者の胸の内にある偽らざる心境です。
しかしながら、ネルダ・インタビューにこのような一節があります。
* * *
サラ：「博士は先程、ウイングメーカーは生来的、もしくは人工的に刺激されるトリガー・ポイント（誘因点）をコード化していると仰ってましたね。これはどのような意味なのでしょうか？」
ネルダ博士：「今一度、私はこれら全てがコルテウムに基づいているということを強調したいと思います。私たちは、これらに関して自分たちの実証的研究からは殆ど証拠を持っていないのです。しかしながら、ラビリンス・グループはコルテウム宇宙論の信念体系の精度に関して高い評価を持っています。なぜならばコルテウムのエクスプローラー・レイス（探求家）としての歴史や物理学の優れた応用に高い信頼を寄せているからです」
「私たちのＤＮＡは設計されたものなのです。ＤＮＡは時間や物質、エネルギーによって進化してきたものではないのです。ＤＮＡはセントラルレイスによって設計されました。そしてこの設計の一部は、ある最も強力な知覚能力としてＤＮＡテンプレートの中にコード化されています。その知覚というのは極めて特殊な方法によって人間が自身の内に知覚できるものなのです」
サラ：「どんな方法で？」
ネルダ博士：「光の筋の如く宇宙と繋がっているソウルキャリアーは、プリズムを通り抜けた７色の光のスペクトルと繋がっているのである」
サラ：「もう少し具体的に御願いできますか？」
ネルダ博士（笑みを浮かべて）：「申し訳ない。時々私は引用をしてしまいます。毎回自分自身の説明よりも早く思い付くものですから」
サラ：「間違いなく、写真並みの記憶（完全記憶能力）の呪いの一つじゃないですか」
（訳者注：ネルダ博士もコルテウムＴＴＰを受けており、写真並みの完全記憶能力を保持していることをここではサラは皮肉っているのである）
ネルダ博士：「多分その通りなのでしょう。自分の言葉でやってみましょう」
「私たちのＤＮＡは、自然のイメージや言葉、トーン、音楽、あるいはその他の外的力に反応するように設計されています」
サラ：「反応するとはどういう意味によってですか？」
ネルダ博士：「活性か不活性であるかは、ＤＮＡ構造のある構成部位に依るもので、それは生物学的及び、個人の高次の存在状態の双方の適応によって活性化されます」
サラ：「どんな風に？」
ネルダ博士：「この地球の精神的指導者の内の数名によって記述されているような啓発の状態の様にです」
サラ：「私は個人が適応するものとしての啓発というものを聴いたことがありません」
ネルダ博士：「それは単に、神秘学者も生物学者も同様に人間のＤＮＡのテンプレートのこの側面を理解していないからです。全ては、生物学的環境、心の状態如何に関わらず、体験する人間の側においては適応を要求されるのです。適応とは、私たちの遺伝子コードの中に設計された第一の知性であり、そしてこの知性こそが、ある刺激によって呼び覚まされる、あるいは誘発されるものなのです」
「その刺激とは人工的に引起こされ得ます。すなわち、セントラルレイスは私たちのＤＮＡの中に、より高い振動周波数への適応性をコード化しており、それらはイメージや言葉、音という触媒を通じて誘発されるのです」
ネルダ・インタビュー１
* * *
この箇所を初めて読んだとき、多くの方は意味がよく分からないのではないかと思います。ところが、既にこの分野の科学的な発見が既にロシアで成されているのです。その当時は、かなりセンセーショナルでクリス・ロック博士からのメールで紹介されたことを覚えています。
グラジーナ・フォサールとフランツ・ブルドロフによって成されたＤＮＡの発見が『ネットワーク・インテリジェンス (Vernetzte Intelligenz )』という本にまとめられ、ベアーベルがそれを次のように要約しています。
「人間のＤＮＡは、生物学的なインターネットであり、その証拠として、ＤＮＡは言葉や周波数によって影響され、再プログラミングされ得る」
これは、ＤＮＡが身体の構築にのみ関与しているだけではなく、データ・ストレージとコミュニケーションの機能があることを示唆しています。ロシアの科学者と言語学者は、遺伝子コードが人間の言語と同じルールに従っていることを発見しました。実際には、人間の言語と一致して現れたわけではありませんが、ＤＮＡの中に類似性があったのです。
ロシアの研究者たちは、生きている染色体の機能とは、ＤＮＡ内部に含まれているレーザー光線を使用したホログラフィック・コンピュータであると信じています。これは、染色体が特定の周波数パターン（音）をレーザーのような光線に調整され、それがＤＮＡの周波数に影響を及ぼす、つまり遺伝子情報そのものに影響を与えることを意味しています。
ＤＮＡの塩基対の基本的な構造と言語が同じ構造をしているからと言って、ＤＮＡコードが同じ構造をしている必然性はありません。なんと、人間の言語の単語や文章を単に使用するだけでよいのです！
これも、実験によって証明されているのです！ 勿論、周波数は正しく調整される必要はあります。
詩による壁画の解釈
詩と壁画が最も強い関連性をもっていると思います。私が思うに、詩に表現されているテーマを、壁画が難解な方法で説明しているのだと思います
ネルダ・インタビュー２
Q：詩と壁画の主題との関連性。どういう仕組みか不明ですが、詩を探求していると、壁画の隠された主題が薄らと感じられることがありますが・・・ 詩と壁画はどんな関係性がありますか？
A：関連がある。
詩と壁画は強い関連性があるとネルダ博士は直感しました。フォーションのオラクルの回答も壁画と詩は関連があるとのことです。
詩をどのように壁画の解釈に用いればよいのかとオラクルに質問したところ、下記のような答えでした。
Q：詩は、具体的にどんな風に用いればよいのでしょうか？
A：絵を見て、詩を見て、比較する。声、言葉に出して。文字が飛び出してくる。それが空間をぐるぐる回って、頭に入って来るイメージ。詩を声に出して読みなさい。声に出すことが第一。読みなさい。声に出して。
Q：詩から想起される、特殊なイメージ・シンボルが意識変容や遺伝子変容に効果を及ぼすのでしょうか？
A：そうだ。（伝えられたイメージ）意識が上がって、弾けるイメージ。
そのメカニズムは完全には理解できないものの、詩の中に含まれている特定のイメージ・シンボルが、何らかの触媒作用を及ぼして壁画の解釈に役立つということのようです。
このオラクルのメソッドを試してみたところ、一定の効果を実感することできましたので、読者の皆さんにも体験をしていただきたく、詩の訳文を提供いたします。
下記リンクより、第１室の二つの詩の訳文のファイルをダウンロードできます。
さらに驚くべきことに、オラクルは壁画の解釈まで提供してくれました！
このオラクルの解釈を、最初に読んでしまうと変容効果が損なわれてしまいますので、まずはご自身で詩を用いた壁画の解釈に挑戦してみてください。
オラクルによる壁画の解釈 第１室
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オラクルによる詩の解釈をお読みになりたい方は、下記フォーション・ブログでパスワードを公開致しますので、お探しになってみてください。